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2017-12-02 15:21:00

肩関節は腱板を中心とした構成体は、肩峰と上腕骨骨頭にはさまれた位置にあり機械的刺激をうける機会が多く、加齢とともに弱くなり損傷をきたしやすい。また肩の痛みといっても様々な病態があり、症状が似ていても治療方法が違うこともあるため、初診時の鑑別が重要となる。

 

肩関節周囲炎(いわゆる五十肩)運動や日常生活での使い過ぎや加齢による組織の変性よる炎症症状。肩の軟部組織(腱板、上腕二頭筋腱など)変性により炎症性病変を生じ、関節包が短縮して肩関節の運動制限が生じる。

 腱板断裂:加齢や機械的刺激、外傷などが原因で腱板の腱繊維が断裂した状態。腱板の厚みに対して断裂が全層に及ぶ完全断裂、厚みの一部にとどまる部分断裂に分類される。

部分断裂の一部は自然治癒するが、完全断裂では自然治癒はないと考えられる。

五十肩も腱板断裂も患者の主訴は似ており、発生原因も共通している事も多いため混同される事も考えられ、五十肩では有効な運動療法も炎症を増悪させる事がある。

腱板断裂は程度によっては手術になるため、初診時の検査と説明が重要となる。また一般的に腱板断裂が疑われても、保存療法で3~6ヶ月は経過観察する事も多い。

 

同じ肩の痛みでも治療は大きく変わる事もあります。解らないときはご相談ください。